恋愛感情をもてあそばれた

 ご相談事例   婚活アプリで知り合った女性から、給料の未払い等で雇用主ともめていて、生活が苦しいと相談された。いずれ結婚することを考えれば、お金を貸したところで問題は無いと思っていたが、結婚の話がなかなか進まず、結婚詐欺なのでは？と思い始めている。

 調査内容   女性から、この問題が解決したら結婚したい、妹と暮らしていてすぐに出て行けないが早く一緒に住みたいと言われ、信じていました。住所を調べ、生活状況の調査をしたところ、すでに結婚しており、小さい子供もいることが判明しました。夫は一般企業に勤務するサラリーマンで、この事情は知らないと思われましたので、ご依頼者が相手女性を呼び出し、調査結果を示した上で、返済の約束を取りつけ、借用書を書かせることができました。夫には知られたくないようで、きちんと毎月返済してきているそうです。

架空の投資話に騙された

 ご相談事例   客の男性と仲良くなり、プライベートで遊ぶようになった。そのうちに、資産運用をしてお金を増やしてあげると言われ、お金を預けてしまった。しばらく連絡が無く、どうなったか聞いたところ、運用に失敗したと言われ、その後連絡が取れなくなった。

 調査内容   返済の請求をするにしたくても住所がわかりません。連絡先はLINEだけ、預かり証書も借用書もありません。男性の行為には常習性を感じます。ご依頼者は、まず自分できちんと話をしたいというご意向ですが、ただ返せと言ったところで返済されるとは思えません。どこに住んでいるどんな人なのかを知ることで、返済を迫る材料が得られる可能性が出てきます。

消えた借金ギャンブラー

 ご相談事例   お金を貸したギャンブル好きの友人が失踪してしまったので探し出してほしい。10人前後の知り合いそれぞれから、10万円前後を借りたまま姿を消して、そろそろ半年経つ。個々の被害はそれほどでもないが、まとめると小さい額とはいえないので、せめて消息だけでも。

 調査内容   踪後、実家に寄った形跡や、住居だった場所に残された記録、さらに聞き込み調査による証言を元に、当人の足取りを追いました。これらの元となる情報が多ければ多いほど、また早ければ早いほど、よい結果が出ます。このケースでは元々あった情報の中に、ギャンブル好きというヒントがありましたので、競馬場やパチンコ店などにも調査範囲を拡げました。最終的に、調査対象者は、元々住んでいた場所から隣の県の繁華街に引っ越し、そこのパチンコ屋で住み込みのアルバイトをしていることが判明しました。

ご報告後、当社で紹介した弁護士を介して借用書を作成することになりましたが、友人の説得のかいもあり、連絡を絶たないことを約束されたようです。当人にとってよい勉強だったのではないでしょうか。